生後2週間目の仔猫たち

昨日からブリーダー宅に連絡してあったので、昼前に着くように家を出た。
アンジェラは満面の笑顔。もう「まるでアタシが産んだんだから、えへん」と言わんばかりの身振り手振りで、こちらもつられて笑ってしまった。

「わたしだってまだ90%ぐらいの確信しかないのよ」と言いながら、色と性別を教えてくれた。性格が出るにも、まだ少々早い。エズメはブルーポイントのミテッド、父親はチョコレートポイントなので、出るのはそのふたつの色でミテッドも可能。

「この子は、まあずいぶん頭の形がきれいでしっかりしているわ。女の子だったら繁殖用に残しておきたいくらい」とアンジェラが言った仔猫は、ビデオの終わりのほうでわたしのカメラのほうに顔を向けさせられている。詳しく言えば、1分53秒後。チョコレートポイント・ミテッドの男の子だ。
「男の子のほうがいいわよ。活気があるけど、人懐っこくて。女の子はそんなにベタベタしないから」と言うので、早くもこの男の子に決定。



そのあと、オシッコから戻って来たエズメが箱に入ると、仔猫たちはぐんぐんと母乳を探してつき進む。シッポが短くて、まだネズミちゃんのようだ。
6つしか乳首がないのに7匹じゃ大変ですね、と言うと、「だからエズメは普段の三倍の量の食事、それも栄養たっぷりのヤツね。それなのに、痩せちゃって。」その代わり仔猫たちの栄養状態は良く、ミルクの補助も今のところいらないらしい。飲む姿は、本当に微笑ましい。



帰る前に、オトウサン猫も見せてもらった。
隔離された場所にいる雄猫は全部で3匹。バイカラーの長老は「まだ引退せんぞ、と鼻息も荒いんだけれど、掛け合わせるとカラ打ちなのよね」だと。もう1匹はシールカラーで、他ブリーダーに貸し出し中。
最後のチョコレートポイントの毛並みがまるでライオンのような雄が、オトウサンだった。通り名はフレーザー。しかし、血統書名は「アイスドール・ケイリー・グラント」で、ちょっと笑ってしまった。往年のハンサム男優ではないか。「あら、でもこの子は血統書名に恥じない、モテモテ男なのよ」とアンジェラは言う。
繁殖用の雄には2つのタイプがある。ひとつは、もうオンナと見れば飛びかかって押し倒し、自分のモノにしてしまう荒々しいヤツ。もうひとつは、フレーザーのように少しずつ近寄り、段々とその気にさせる恋人タイプ。「エズメみたいな処女には、フレーザーは最高よ」と言うが、いやー猫でもあるんだなあ。
あ、それから、猫は(少なくとも彼女のラグドールは)昼間人の目のある場所でコトに及ぶことはない。まず間違いなく夜に営まれているそうだ。一緒にされているのは2週間ほど。

ところで、フレーザーはもうソリッドカラーの「新しい女の子」をあてがわれていた。なるほど、彼女を見る目が優しいねえ、このイロ男。

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来月、バンコクにたつ前にもう一度見に来る約束をして、ブリーダー宅を離れた。
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