同僚からお見舞いの花束が/あいちゃんヘソ天

4時ぴったりに目が覚めた。昨晩寝たのは12時近かったというのに。
母のことを考え始めると寝られない。独り暮らしで、毎日余震に悩まされる毎日。「怖くて外にも出られないのよ」とため息をつく老いた母は、計画停電のこともあまりよくわからないらしい。

無理もない。
わたしだってわからない。東京電力のひとたちだって、こんなことは初めてなのだ。マニュアル通りにはいかないのは当たり前だ。

その後寝られるわけもなく、何となくニュースを見たりメールを書いたりしていたら、起きる時間になってしまった。当然、目の下にクマをつくって出勤。
疲れた顔をしているのは、みなにもわかるのかもしれない。何人かの同僚たちに声をかけられた。「大丈夫?」と。

タニアの花束

午前中の授業が終って戻ってみると、語学科オフィスのわたしの机の上に美しい花束が。同僚のひとりが置いてくれたらしい。
戻ってきた彼女にハグをして、心からのお礼を言った。
「あなたがものすごく疲れた顔をしていたから、心配だったの。新聞もTVもラジオもネットも、地震の映像や写真ばかりだし、それから周りのひとたちだって、みなあなたの顔を見ると地震の話をするでしょう。せめて、きれいな花が目の前にあれば心が和むかなと思って」

わたしは、優しい同僚と生徒たちに恵まれているんだ。うん。ちょっと、涙が出た。




放課後のミーティングで遅くなってしまい、帰宅したのは7時。
わたしの顔を見たら、あいちゃんが「ばかあ、こんな時間まで何やってたんだよう」という意味で「んにやや」と不満げに鳴いた。

もらった花束を生けてから、少し遊んでやったが、やっぱりもうお疲れのようだ。あまり遊びにも気が乗らないようで、ごろんと横になってしまう。それならば、とコンピューターに戻ると椅子の背から登ってきてテーブルにぴょんと飛び乗る。その後は、まあ、もちろんいつものヘソ天だ。

あいちゃんのヘソ天

イケマセンとは言わないが、せめてわたしのチェックしていた郵便物の上でやらなくてもいいんじゃない?




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